【良い日本語教師養成講座を見分ける方法①】設備編
●学校の設備って重要
日本語教師養成講座の受講を予定しているとき、数校の見比べをすることが一般的に考えられます。これは普段の行動と同じです。
つまり、「A店の大根は50円、B店は100円!じゃちょっと離れているけどA店まだ買いに行こう」といった具合。見積もりを取って比べて自分で納得し良い方を選ぶことと同じです。
日本語教師養成講座も数校見比べて決めてほしい。
●トイレ見ましたか?
学校の設備の中ももちろん重要ですが、意外と見比べに如実に実力が反映されてしまうのがトイレだったりします。日々のメンテナンスや見回り、投資などがココに現れてしまいます。また、経営的な側面からも実力が現れます。男女別か、水周りの設備は備えているか?は重要なキーファクターです。
●事務員の態度や清潔感
これらは上記も含めて個人的な経験に基づいたものですが、事務員にも同じようにその学校の校風や実力が反映されてしまいます。閉口したのは、ある学校に訪問見学に行った際、応対してくれた女性事務員がとてもタバコ臭かったことがありました。これには参りました。また、質問もどことなく冷淡で非常に失望して帰宅したことを覚えています。会社の顔たる最初に応対する事務員がコレでは致命的です。実際、その養成講座は規模をドンドン縮小し、現在では人数限定で運営しているようです。
●会社の面接や家探しと同じ
我々が会社や家を探すとき、実際に事前に見たり、問い合わせをしたりする方が多いと思います。一方的な情報をうのみにせず、現場をみて肌で感じた空気感や最新の情報に触れることが出来るからです。
それらは貴重であると同時に、自分が納得して選ぶための判断材料になります。実際、養成講座を受講する際は何度も問い合わせ疑問点を解消していくことが将来設計のためにも非常に重要なステップと言えます。なぜなら、まだまだ日本語教師養成講座の情報は限定的で、ひろく市民権を得ている職業としても確立していない現実があるからです。「サムライ商法」といわれるゆえんはまさにここにあります。
※サムライ商法って?
資格商法(しかくしょうほう)とは、「就職に有利」、「資格を必要とする仕事を提供する」などといい、資格取得のための通信教育費用や授業料を支払わせる商法のことをいう。資格の名称が「○○士」となっているものが多いことから、「士商法」(さむらい商法)ともいう。
出所
問い合わせに親身に対応してくれるか?嫌がらず速やかな返答があるか?後悔しない受講先を選ぶためにも、一部の偏った情報に左右されることなく、自分の将来に合せた慎重な対応が求められます。
納得できる講座選びのために。